ネット犯罪編~援助交際
ネタに詰ってきてからあちこちネタ探しの旅に出ていました。趣味で気軽にやっているつもりの投稿ですが、妙に凝り性なところがありまして。投稿を始めてから読者が増え続けているので楽しいというのもあります。
でも、犯罪ネタに出くわすことが多いんですねぇ。「ネット被害対策室」をみつけてからそこのリンクで巡ることが多いせいかもしれません。楽しいメール友達を探すサイトのメルマガで書いていいものだろうか。前にも「自己防衛について」を書いているんですが、更にディープな内容になっていきます。←はるの心に問題が?
でも、『はじめ~る♪』Vol.261(他のサイトから送られてきたDMを、初めてのメールともだち♪から送られてきたと勘違いしたユーザさんの事が「サイト奮闘記」に書いてありました)を読んでいたら、ネットをやっていれば出くわすだろうし、書いてもいいかなぁという気がしてきました。というわけで「ネット犯罪編~援助交際」について書いてみたいと思います。
最近、ネット関係の犯罪が世間を賑わせています。その中に携帯サイト買春事件というのがありました。北陸の高校生十数人が携帯サイトでいわゆる援助交際の相手を募集して、それを買った者が逮捕されたというやつですね。
実際にあまり管理されていないと見受けられるサイトの掲示板などに行くとそれらしい掲示を見かけます。「初めてのメールともだち♪」オーナーさんが自分のサイトでこんなの送られてたまるかと対策に走ったような「金額・条件」が露骨に書いてあるものは見たことがありませんが。
←私のところにもアダルトサイトのDMやエロメールなどがたまに送られてきます。猥褻な言葉も並べすぎるとかえって難しい論文のようでねぇ。というものが多いです。
DMはネット生活の幅を広げてくれるを持論とする私が冒頭だけで捨てるようなDMというのはDMとしていかがなものかと思います。
援助交際のDMはきたことがないです。年くっていてよかったです。ちなみにきたらネット被害を扱うところに片っ端から相談しまくって、交流のネタにしようと思っています。
実はよく援助交際をやっている方々の意見として紹介される『何で自分の身体を売ってはいけないの?』という言葉を聞くとそれも一理あるなぁと思ってしまいます。自分はどうかというと知らない人間と会うという時点で逃げたくなるのでパスですけど。
ただ、現時点では違法です。法律で禁止されているのはそれなりの理由があります。
かつて貧しさなどの理由から弱い立場であった人間、主に女性が本人の意思に反して、性を商品にすることを強要されることが当たり前という時代がありました。それを防止するために売春防止法というものができました。
現在は違うという意見もあるようですが、世の中には他人を食い物にする悪い人間も多くいます。最初は本人の自由意志のつもりでも、そういう人間に捕まって逃げられなくなってしまうことも多いようです。
そうなったときに法律で禁止されていないと、本人の自由意志だと強制的に言わされていたとしても助けようとする方々が救い出すことができなくなります。そういうわけで少なくともすぐにこの法律がなくなることはないと思われます。
そして、法律で禁止されているという事は世間の方々はそういう目で見るということです。
もし将来、好きになった方ができたときにそのことを相手に言えますか?結婚して子供ができた時、子供にそのことを言えますか?本来心を開ける相手に秘密を持ち続けなければいけないのは辛いことだと思います。
遊び半分で、ちょっとしたスリルを求めて、と一般的に言われています。でも、私は心のどこかに寂しさやむなしさを抱えているからではないかと思います。
ただ、それに立ち向かわなくてはいつまでも寂しくて、むなしいままです。気を紛らすために一生心の傷を背負っていかなくてはいけないなんて馬鹿馬鹿しいと思いませんか?もし周囲にそういう方がいたらとめてあげてください。
良心的なメル友サイトを紹介してあげるとか、ネットで多くの方々と出会いたくさん話し合うほうが根本的な問題を解決することにつながると思います。
勧誘をする方々、自分の利益のために他人に傷を負わせるのはやめてください。
悪いことをする方々が増えるとネットの自由は制限されていきます。それこそ登録制・免許制になってしまうかもしれません。現実社会の枠を取り払った交流ができる場を奪わないで下さい。
投稿裏話
このコラムは難産でした。
元々、小説を書いていたので、対象者になったつもりで書く習性があるようです。今回も援助交際をする人間の気持ちになって書き始めたのですが、知らない人と二人で会うという時点で思考がとまります。しかもほかの人がいないところに行くという時点で気が遠くなっていきます。
知っている人間ですら人がたくさんいる場でも二人になるとどうしようかなぁと思うのに。(老若男女問わず)
そういう人間が果たして語っていいものでしょうか。
とりあえず無理やり書いて送ったのですが、オーナーさんから掲載には不適切な部分があるとのことでした。読み返しても確かに論理がぐちゃぐちゃ。掲載見送りでと書いたところ、ここらへんを直せばとの言葉が。(「初めてのメールともだち♪」のとある掲示板にて)
とりあえず投げておいたのですが、ふと別にその立場にならなくてもいいんじゃないかと気付きました。いつもはこの手の記事は読み飛ばしているんですし。
自分の文章の書き方について改めて考えさせられたコラムでした。日々、修行ですね。
アドバイスと手助け、ありがとうございました。
スポーツ
こんにちは はじめ~る読者の皆さん はるです。
前回までのあらすじ(?)
「硬い・難しそう・偉そう」な文章になりがちなはるが親しみがこもったメールを書く修行を積むというものです。よかったら一緒に参加しませんか?
今回は「スポーツ」です。
私は子供の頃から運動オンチです。体育が大嫌いで、早く大人になって解放されたいと思っていました。ところがいざ社会人になり、強制的な体育がなくなってみると肩こりを始め、不調が。やはり身体を動かさなくてはなぁと思うようになりました。
でも、運動とかスポーツというコトバには拒絶反応が。そこで健康のためという方向で身体を動かすようになりました。ストレッチやダンベルやプールで歩いたり(水中ウォーキングとは言わない)、散歩(ウォーキングとは言わない)などですね。
ただ、単調なため、ついサボりがちに。散歩は買い物などいろいろ必要が出てくるのでできるのですが。(わざと遠いところに行く。一度外に出れば何となく歩ける)
そこで運動オンチでも楽しく続けられそうなものはないでしょうか。投稿お待ちしております。(肩こり体験・肩こり解消法も引き続き、お待ちしています)
なお、これは読者はるが読者投稿に便乗して行っていることで、当然メルマガ本来の企画ではありません。
追記
これにもレスがありました。嬉しいですねぇ。でも、そろそろ「ネット一人旅」も書きたくなってきましたね。ただ、ネタ探しにいくとついつい「ネット犯罪」を見てしまうため、思いっ切り重くなりそうなんですよね。しばらく休んで練ってみようと思います。
また、健全(?)なメル友サイトと?がついてしまうぞ。(笑)
署名について
今回は「署名について」です。
皆さんはメールを書く時に自分の名前を書いていますか? 転送システムのあるメル友サイトなどだと規定の書式に名前が含まれていることが多いので気にしない方もいらっしゃるかもしれません。
でも、普通のメールソフトの場合は含まれません。送信者に表れますが、メールアドレスなどで登録していると「誰だ~」になります。名前がわからないとちょっと不信感をもちますよね。
ある場合でも文中のどこかに名前(ハンドルネームを含む)を入れたほうがいいのではないでしょうか。
これは個人的な趣味ですが、返信メールを出す時にはどこかに相手の名前を入れたいと思っています。ワープロ機能の文字だけのやりとりはどうしても味気ないものになってしまいがちなんですよね。
それをいかに個人と個人の交流であると示せるかが、メールのやり取りの醍醐味だと思っているので。
でも、親しみを込めた表現が苦手な人間にはキツイんですよね。これが。オリジナルの返事を書いていてもコピー&ペーストっぽいカンジになりがちです。相手が書いたことに触れていてもそれが一般的なことだったりすると論文調になっていきますし。
引用機能などあらゆる手段で個人宛の対話の方向にもっていきます。でも、名前に敵う物はないんですね。何度も呼びかけることでとりあえず個人と個人のメールだと強調できます。(私がそう思っているだけか?)
姑息な手段に走らずに書き方の練習をするべきなのかもしれません。少しずつ努力中です。
ただ、親しみをこめた文章を書ける方が呼びかけを使えばさらに効果アップです。もらう側も名前を呼びかけてもらえると嬉しくありません?
自分がこういう人間なのでまず始めに名乗ることにしています。
語尾に署名を入れる形式が一般的なようですが、最初に名乗っておいたほうがわざわざ末尾をみなくてすみます。
メールが長くなりがちな方は最初に名乗ったほうが無難です。細かい積み重ねが相手を思いやる気持ちのアピールにつながります。
プラス最後に署名。最初にメールアドレスを書くと怪しいので。
書かなくても返信機能で送れるのですが、入っていたほうが普通の手紙っぽい雰囲気が出せます。ホームページオーナーの場合は静かな宣伝になります。メル友さんって結構見てくれるんですよ。いつもありがとうございます。
ただ、私書箱式メル友サイトの場合はメールアドレス・ホームページが禁止になっていることもあるので注意事項をよく読んでください。
「名前を書いて、相手の名前を呼びかけることは個人と個人の交流の第一歩。どんな照れ屋さんでも簡単に友好の気持ちが示せます」
投稿秘話
投稿したのは「肩こり」の前ですが、掲載が後になりました。さりげなく次回予告してみたので残念でした。(書き方の練習ってあたり) でも、並べてみるとこれはこれでも味があるかも。練習の例を先に示すってやつですね。結果オーライ?
「はるのメール修行」編~肩こり
私の投稿がはじまってから「はじめ~る♪」読者数は増えています。しょっているようですが、他の変化の影響が収まった時期なので、多少なりとも影響ありと思われます。・・何かと話のネタにしていましたから。特にホームページつくってから。
ただ、読者投稿は確実に減りました。勝手に連載状態になっています。
これではいかん。メール初心者の交流のためにできたコーナーらしいのに。(読者投稿はほのぼのしたものがほとんどでした) このノリが続くと心温まる交流を求めて登録した利用者が投稿しにくくなってしまうではないか。
しかもますます文章の「硬い・難しそう・偉そう」化を煽っているような。メル友探しを基本にしている私としてはこれでは本末転倒。
というわけでタイトルを「はるのメール修行」に改題し、一つの実験を試みることにしました。コンセプトはいかに反応があるメールが書けるか。
1.送る人数は多い。(2001.8.7現在の読者が42800人)
←有利
2.読者投稿のコラムということで不特定多数宛てのメッセージということは明らか。←不利
3.返事は読者投稿が基本←不利
この条件で反応があったら、普通に出すメールの返信率も上がるに違いない。多分。
本文
こんにちは はじめ~る読者の皆さん はるです。
タイトルを見て、アレ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。これまで「はるのネット一人旅」というタイトルでネット体験を語ってきました。
でも、ふと思ったんですよね。ああいうテーマで書いていると、ますますメールの「硬い・難しそう・偉そう」化を煽っているのではないかと。
というわけでここでちょっとメールの書き方の修行を積んでみようと思います。
読者投稿でやるなってカンジですね。人数が多い方が普通にメール出すより反応してくれる方がいそうだなぁと思って。ネタが尽きたんだろうと思われた方。それも正解です。
今回は「肩こり」についてです。(・・出だしがあんまし変わらないですね)
私は肩こりがひどいです。ひどいときは頭痛までしてきます。首から肩にかけてしこりができているようだだの、板が入っているようだだのと言われています。クイックマッサージなどに行くと「どうしちゃったんですか」などと驚かれます。・・そういう状態だから行くんですけど。
シップやピップエレキバンは必需品。最近は効き目を感じなくなりました。お灸も試しましたが、火傷の跡が(泣) マッサージ器やツボ押しなどが家にゴロゴロありますが、効果は一時的。 腕や肩を回し、ストレッチをすると少しよくなりますが、すぐに同じ状態になります。暖めるといいと聞き、ドライヤーで暖めたり、使い捨てカイロを貼ったりもします。レンジで暖める首や肩の周りにまくものも買いました。
確かによくなるのですが、今は夏。暑くてつらいものがあります。
毎日ン時間、パソコンに向かう生活に問題がありそうです。でも、ネットをやめたら今度は心が凝ってしまいます。
何かお勧めの肩こり解消法はないでしょうか。これはというものがある方、投稿お待ちしております。
反応
掲載2001・8.12 2001.8.13現在
読者投稿へのご意見・ご要望に反応がありました。これまでもあったのですが、友好的な内容の数では記録更新。
メールのタイトルについて
今回は「メールのタイトルについて」です。
メールを送信するときのタイトル、皆さんはどうしていますか?
悩んだ末に「はじめまして」「メル友になってください」「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶にしてしまっていることも多いのではないでしょうか。
これ、少なくともメル友になってくださいメールでは不利です。メル友募集をしたときは媒体・性別・プロフの内容によって量は違いますが、少なくとも普段よりはたくさんのメールがくることが多いです。多くのメールがくることが多い若い女性の場合はその量に圧倒され、目を通すだけでうんざりという状態だと思います。
たくさんの反応があることで有名な媒体で、かわいいプロフを心がけて書いた直後は活字中毒の私でさえ、一瞬脱力しました。
とりあえず順番に読んでいくのですが、挨拶タイトルよりもインパクトのあるタイトルのメールのほうが読みやすいなと思います。
個人的に返事を書きやすいメールが多いのはインパクトのあるタイトルをつけている方が多いような気がします。第一印象に気遣う方はたいてい面白いメールを書かれるので。
メール交換がはじまってもメールがたくさんくる方の場合は受信フォルダに溜まってしまうので挨拶タイトルだと見落とされるケースもあります。相手が別フォルダに振り分け設定してくれていればいいのですが、それは要求できることではありませんし。ちなみに私は三回以上やりとりが続いた時点で別フォルダをつくっています。
では、どうタイトルをつけるかというと・・悩むんですよね。コラムを書いているときもセンスのなさに泣きたくなります。でも、悩むときりがないので予告するという意味でとりあえず内容の一部でいいのではないでしょうか。
私書箱付メル友サイトで出会って直アドレスの交流に移行した場合、最初のメールにはタイトルにハンドルネームを入れた方が親切だと思います。メールソフトの差出人の設定がハンドルネームと同じ場合はいいのですが、別の名前になっていると一瞬、戸惑いを覚えると思いますので。
この一瞬のためらいが続くと警戒心を煽り、交流の妨げになります。
返信機能を使うとRe「相手がつけたタイトル」が自動的につきます。事務連絡の場合はそのほうがわかりやすいのですが、個人的なメールの場合はなるべく自分で付け直したほうがいいと思います。個人的なメールの場合はその内容についての回答だけというメールはあまりないと思うので。
ちなみにタイトルだけでも会話ができます。ベテランさんとメールをしたときに気付くとタイトルが会話になっていて、凄いなぁ・・と思いました。
「タイトルが第一印象を決めます。さらには相手への思いやりを示す格好の手段です」
何か策略的ですね。でも、知らない人間同士が文字のやり取りという限られた手段で交流するにはお互いの思いやりを積極的に表現することが大切なのではないでしょうか。
感謝を文字でさえ言葉にしにくい照れ屋さんでもメールのテクだと思えばできるでしょ?
追記
「はじめ~る♪」掲載時に「初めてのメールともだち♪」ではシステム的に女性にメールが殺到することは絶対にありませんという注意書きが入りました。・・というよりメールこないよなぁ。あそこは。(現在は会員ではありません)
登録して反応がないサイトは初めてでした。会員の方は待っていてもメールこないです。頑張って出しましょうね。
顔文字
今回は「顔文字」についてです。
パソコンをつかったコミュニケーションの特徴の一つに挙げられる顔文字。記号を組み合わせて、人の顔の表情をつくりあげるものです。(例 (^○^) (T_T) )かつては自分でつくったそうですが、IME2000(日本語入力機能)にも登録されています。
文章のみのコミュニケーションを和ませるために登場したという説が一般的のようです。
これは個人的な意見ですが、かつてパソコン通信と呼ばれていた初期の頃は理系分野を得意とする方々が多かったようです。彼らは専門知識があるゆえにどうしても難しい言葉を使いがちで、文章が硬くなりがちだったのではないかと思われます。
(個人的な印象ですが、理系の方々の場合はよほど意識して書かない限り、専門用語を使ってしまうことが多いように思われます。どうもリンゴ、パンといった言葉と同じ感覚になってしまっているようで)
私はチャットを始めた頃、この顔文字に出会って、はまりました。キャラクター好きなのもので。結構長い間、IME2000(日本語入力機能)で出てくると知らなかったので一生懸命につくっていました。
メールでもよく使っていましたね。一時は「。」のかわりにすべて文末につけていました。
でも、現在はほとんど使っていません。
使わなくなった理由は「「あっ」と言う間に仲間が増えるメールの書き方」にメル友探しに不利になると書いてあったからです。使わない習慣がついたら使えなくなりました。ここにはどういう表情をつけたらいいんだろと悩み始めて。
顔文字についての意見はいろいろなサイトでみかけるのですが、嫌われる理由は「ふざけている。嫌なことを書いたときにごまかしているようだ。オタクっぽい」ということころでしょうか。
かつては使ってみたいという意見が多かったのですが、携帯メールの登場から流れが変わったように思われます。
実際のところはどうかわかりません。ただ、ほかの項目が納得するものばかりだったのでとりあえず試せることは試そうというところでしょうか。
当時、スランプに陥り、メールを出しても返事がほとんどこないという状況でした。しかも募集記事にきたメールに返事を出しても数回続けばいいほうというカンジでした。
ちなみにこのサイトに書いてあることをすべて実践したらファーストメールの返信率は確実に上がり、続く期間も長くなりました。最終的には本人の資質ですが、テクニックだけでもある程度はいけるんだなというのが実感です。
メル友探しで苦戦している方々、こういうヤツが平気でネット体験談を四万人超読者のいるメルマガに投稿しているんです。自信をもってメル友探しをしてください。落ち込んだときはネタができたと投稿や掲示板書き込みなどに使いまわすのも楽しく毎日を過ごす秘訣です。
でも、皆さんは顔文字についてどう思われているんでしょう。気になります。もしよかったらご意見をお聞かせください。
パソコンは道具だ。簡単インターネット世代より
今回は「パソコンは道具。簡単インターネット世代より」についてです。
ここ何年かで一気にインターネット人口が増えたと言われています。初心者でも使いやすいパソコンが次々と登場。何といっても携帯メールでしょう。
パソコンを使った交流はかつて「パソコン通信」と呼ばれ、ほんの一握りの方々のものと思われていました。いわゆるアキバ族ってヤツです。(東京にある秋葉原はたくさんの電気機器店があり、機械を愛する方々の聖地として有名です。そのため、秋葉原にちなんで、電気機器店が並ぶ街を出入りする人間のことをアキバ族と呼ぶようになったようです)
パソコン通信の頃から参加していた方々(以下、パソコン通信世代。私が勝手につけた名称です)は努力してパソコンやその周辺機器に対する知識を身につけ、そのことを誇りに思っています。
昔のパソコンはパソコン用の言葉を入力して使うという「宇宙人との交流ってこういうカンジ?」というシロモノだったようです。今のパソコンもたまに変なキーを押すとそういう画面になっちゃいますが。
そのため、「ボタン一つでできるし。業者がセッティングしてくれるし」と気軽にインターネットをはじめた人間を快く思っていない方々もいらっしゃいます。
ろくな知識もないのに使うなというやつですね。
さらにこれまで静かな交流を楽しんでいたのに、人口が増えることで混沌の場と化したという意見もあるようです。
恐らく努力をしてきただけにマナーを守る方々が多かったというのもあるんでしょうね。手軽な分、マナーも手軽に考えてしまうという側面もあるのかもしれません。
最近、そんなアンチ簡単インターネット世代の方との交流がありました。要約すると「曖昧な知識で偉そうにITを語るな」ってやつですね。(もし読まれていたら反論は直接、私宛に送ってください)
不快な部分もありましたが、勉強になる部分も多く、楽しく交流させていただいたつもりです。でも、嫌われてしまったようで、返信不要と書かれてしまいました。・・寂しいなぁ。やっぱり私は「荒らし体質」というやつなんでしょうか。
あまりに寂しいのでコラムのネタにさせていただこうと思います。
簡単インターネット世代からみると戸惑いを覚えます。
「パソコンってそんなに特別なもの? 所詮は道具じゃん。道具としてなら、簡単に使えるならそれに越したことはないじゃん」
昔と違って、深い知識がなくてもそこそこは利用できるシステムが揃っています。利用できるシステムはとことん利用し、本当に困ったときは専門家に頼ってしまえばいいんです。パソコンや接続のためだけにお金を払っているんじゃないです。
1.サービスは仕方なくできた。初心者をターゲットにしないとシェアは伸びないから。だから高くなる。
でも、それが資本主義の本質なのではないでしょうか。商品はモノだけではありません。付加価値もまた商品です。
ただ、モノだけ提供して終わりじゃ、一部の「選民」のみの需要で終わってしまいます。「選民」意識だけじゃ、産業はなりたたないんです。「選民」向けの高性能の商品も開発されるのは多くの一般ユーザーが買った利益あってのことです。
パソコンの機器そのものを扱う方でなければ別に内部構造を知っていなくてもいいのではないでしょうか。機器の内部構造の知識が必要になったら知識がある専門家に頼めばいいんです。全員がパソコンの構造にまで詳しかったら、パソコン関係業者の商売はなりたたないです。
もっともサポートを要する場合と、自力でできる場合は当然コストが違うべきだと思っていますけどね。
2.サービスをつけなければ売れないとしたら料理の仕方がわからないから教えろ。結果、キャウリ一本千円になりかねない。
すべてのサービスを「本人が使うことを目的とする」パソコン・インターネットのサービスに当て嵌めるのは強引です。サービスという付加価値は需要と費用の兼ね合いです。
この場合は最終的に食べるのが目的なので、加工してすぐ食べられるという方向が主流ですね。
もっとも「知りたい」ニーズにはそれで金になると踏んだ他の業界が参入してきます。他のニーズと組み合わせて商売になったらですけど。
3.知らないものを買うのは異常
私は便利そうなものはとりあえず試してみるという心がけが大事だと思います。知らないから手を出さないじゃ、何の発展もありません。
4.初心者だから優しくしてもらって当然というのはおかしい。
これは同意見です。サポートにはそれなりの対価を要すると思います。少なくとも私は初心者だから親切にしてもらって当然という人間との交流は遠慮させていただいています。人間関係はGIVE&TAKEだと思っているので。
でも、初心者の無知につけこんで、いじめたり、びびらしてもいいとは思わないです。
「苦労したからマナーが守れる、簡単に手を出したからいい加減ではありません。インターネットは交流のための手段です。手段に時間と労力を費やすより、自分で試行錯誤しなければいけない交流に時間と労力を費やしたほうが有意義なのでは」
苦労したことによりいじわるな気持ちになってしまうより、利用できるものは利用して穏やかな気持ちでいたほうがいいと思うんですけど。
以上、「自分がかわいいもん。いくらでも正当化してやる」はるでした。