「初めてのメールともだち♪」「はじめ~る♪」について
「はじめ~る♪」読者の方々、予告編のタイトルをご覧になった方は不審に思われたかもしれません。「はじめ~る♪」(「初めてのメールともだち♪」)では「これが感想メールだ」というタイトルで「ぶんちゃんのサイト奮闘記」の感想メールを投稿しました。
でも、かなりメルマガの引用が多いし、転載許可の連絡をして、連絡を待つといつになるかわからないので再構成で載せることにしました。
ちなみにオーナーの「ぶんちゃん」とは知り合いでもメル友でもありません。単なるマニアな読者です。メールを出してもまず返事はきません。それでも気にせず感想を送り、投稿を続けます。
普通の方にやるとストーカーと呼ばれる可能性大です。でも、ホームページオーナー・メルマガオーナーさんたちへ出せばファンレターや感想メール。気が向いた時に出せるというのがいいところでしょうか。
オーナーたちはどうなるんだって言われそうですね。様々な反応があったほうが作品のネタになるということでどうでしょうか。でも、「何故、返事を出さない」としつこく請求メールを出すのは反則かなと思っています。真のマニアとは作品への反映を期待するものです。反応しないのもまた反応と微笑む心のゆとりが大切です。←余計にタチが悪い。
堂々とメル友(候補含む)さんに逃げられそうなことを言い切ってしまいました。
でも、面白いと言われる文章を書く人間は多少の差こそあれ粘着質の要素があると思います。自分の中の闇をみつめた上で、社会生活に支障がない形にもっていくのも大切なのではないでしょうか。
メル友の場合だと相手の返事が遅いと責める前に同じタイプの方を探すとか。世間的に迷惑と言われるタイプだとしてもお互いのニーズが合えばいいメル友です。
さて話を戻して、メル友サイト「初めてのメールともだち」はその名のとおり、初心者が安心して利用できるサイトを志しています。特にメル友募集をするとメールが殺到して苦労したり、ナンパメールに悩まされるといわれる女性に配慮しています。
←募集記事を登録する場所とプロフの書き方によってはそうかも。
いろいろあるのですが特徴として
1.女性比率を高めることにより、女性にくるメールの数を減らす。(単純なようだけど確実です。一人の男性が十人に出しても絶対数が少なければ少ししかこないはず)
2.登録は自動審査に加えてオーナーがすべて目視で最終審査。(出会いサイトの風物詩である怪しげなプロフは皆無でした)
3.女性のみ募集にすると男性のメールが届かない。(出会いを求める男性は厳しい審査を通っても出せる人数で考えると有利じゃない気がします)
4.迷惑メールの通報制度。(通報されると削除されます。抗議権はありません)
5.メルマガにおいて規約・ネチケットの説明。(規約マニアでもなければ最初に一度読んだだけでは忘れます)
ここの規約は初心者よりもむしろ、ある程度ネットを渡り歩いた人間のほうが楽しめると思います。一見、無味乾燥な文章にオーナーのネット観がよく表れています。一種のネット論ですね。
実はメルマガを取るまでオーナーは女性だと思っていました。正確に言えばメルマガを取り始めてからもしばらくは男性を装った女性ではないかと思っていました。
こういうサイトをつくっているオーナーですが、けっして聖人君子ではありません。わがままで、ずるくて、あざとい部分もかなりあります。ついでに喜怒哀楽がかなりはっきりしています。
特に私が購読をはじめた頃は荒れていたようで、最初はこれで本当に大手メル友サイトのオーナーかいと思ったものです。
でも、妙に心を動かさせるものがありました。
その根底にネットの危険から自分のサイトの人間を守りたいという気持ちがあるからでしょうか。元々、友達が多くの迷惑メールで困っているから安心できる仲間を募ってサイトをという理由で始まったらしいですしね。一度つくると発展させたくなるのは向上心がある人間なら当然でしょう。
というわけでメールを送るようになりました。
1. 傷つきやすくて、気が弱くて、意見を言えない弱い人のためにできた。
個人的には「自分から動かないと何も起こらない・変わらない」というのが信条です。
黙っていたらわかるわけがないです。何も言わなくても人の気持ちを察して気を使おうとする「お人よし」は出会う可能性はとても少ないです。自分が望めば何とかしてくれるなんて信じている人間は凄いですよね。
自分ひとりの力はたいしたことがないです。でも、努力することで応援してやろうという人間も出てくるかもしれないです。少なくとも「お人よし」に出くわすのを待つよりも、可能性が高くなります。
2. 自己主張できる強い人間は無理に使う必要ない。
これって私も含まれています。否定しません。最近はいやなことがあるたびにコラムのネタができたと思いますし。(メールの返信率がますます下がりそう。まあ、そういう時期があってもいいかな)
自己主張できる人間も心に傷を負っていないわけではありません。ただ、主張しないことには自分が救いを求めていることは気付いてもらえません。
「お人よし」もどうしたらいいか悩んでしまうと思うんです。
3.弱い人間を守って、排他的な雰囲気があるという批判も多い。(登録できなかった男性がたまに掲示板にメッセージを残していきます。多分、オーナー宛にも送っているだろう)
よく「弱い者を隔離するだけではダメだ。自力で処理する力を身につけなければ」という方がいます。私も基本的には賛成です。弱肉強食は世の常だと思っていますし。
ただ、弱い方が優遇される「保護区」の廃止まで要求するのはどうかと思います。少なくとも潰そうとしたり、妨害をしたりするのはどうかと思います。様々なサービスがあり、利用の選択ができるというのが本当の自由だと思うので。
私はサクサク文句も言うけど、「保護区」つくろうという根本的な趣旨は賛成です。
初心者をはじめた頃を振り返ると、小心者ゆえに警戒心がかなり強い私も今になって振り返ると危なかったなぁということも結構あります。というか今もかなりあります。幸い、親切な方々に支えられて、こうしてネットを続けていますが。
だから、自分も初心者をはじめた方が困っているところに出会ったらなるべく手助けしてあげようと思っています。お世話になった方々には直接恩返しできそうもないので。
ただ、「保護区」までつくるかというと「私にメリットないじゃん」なんですけど。
でも、「弱い」からってただ保護というのはどうかなぁと思うんですよ。いつまでも守ってもらえる環境にいられるとは限らないんですから。
現在、ネットの危険性が騒がれています。特に出会いサイト関係はゴシックの定番というカンジ。
でも、それらのほとんどが現実社会と結びついてからのトラブルです。(直接会う。金銭のやり取りなど) ネットだけの交流のうちは現実社会でトラブルを起こしたときよりはまだ影響が少ないように思います。
だから、ネットで修行を積んで、耐性を身に付けたほうがいいのではないでしょうか。これが「はじめ~る♪」にコラムを投稿し始めた理由です。
当時のメルマガはネットの危険性を強調しすぎる傾向があったので。
大手サイト(しかもナンパ目的の男性に恨まれそうなサイト)のオーナーさんとごく普通にネット利用している方とでは自己防衛の必要性と程度の度合いが違います。
広い意味でサービス業(人の要望にこたえることが仕事になる)を仕事にしている人間ならいろいろと考えさせられ、励みになると思います。
一回で見るとビジネス系のメルマガのほうが面白いし、ためになります。文章も巧みですしね。ただ、続けて読むならこちらのほうが面白いし、ためになると思います。リアルタイムに悩んで、前進していますので。何かに努力する人間が書くものにはパワーがありますね。
もう悩まない宣言をしましたが(2001.7.26)、多分また悩むでしょう。←ひどい。でも、本気で仕事していれば悩んだり、怒ったりして当然だと思うので。
メルマガを読んでいるといきなり倒れてメルマガ廃止になるのが少し不安です。楽しみが一つ減るので。配信が遅れるたびにヤバイんじゃないかとちょっとだけ思います。