書くことの壁
今回は「書くことの壁」について語ってみたいと思います。
私は書くことが好きです。何しろ他人のメルマガで勝手にタイトルつけるくらいに投稿しているくらいですしね。
文章を書くのがうまいほうだと言われます。受験などで小論文の勉強をしましたし、趣味の関係で一時期、「文章の書き方」の本を大量に読みましたからね。
この手のマニュアルを書いているのは新聞記事を書いている方やジャーナリスト、ノンフィクションライターと呼ばれる方々が多いです。
この方々は「わかりやすく、正確に伝える」ことを常に心がけています。(注)
ただ、これがメル友探しなどに役に立つかというとそうでもないんですね。かえって敬遠されてしまうことも多いです。
「硬い・難しい・何だか偉そう」というやつですね。
1.硬い
確かにそうなんですよね。自分ではこれが地なんですが。というところがさらにたち悪いというんでしょうか。
元々が人と話すのが得意でないせいですね。とりあえず話す口実をつくって、となると習性でいかに伝えるかを考えます。
しかも親しみを込めた表現というのが苦手です。
たまにマニュアル系ホームページやメルマガで語尾だけかわいく、柔らかく、でも、中身はどう考えても専門的という方をみます。かえって専門性が際立ったりして、威圧感が漂うような。いっそ素直に説明口調に徹したほうが潔いような気がするんですけど。
そして、聞かれたことには自分なりにきちんと答えなきゃと思い、わかりやすく書こうという努力がどんどん裏目裏目に出るようです。
2.難しい
これは1に通じます。
起承転結をつけて書くと内容自体はたいしたことがなくても、凄いことを言っているという錯覚が起きます。さらに違う生活を送っている方には小難しく感じる言葉を使えば完璧です。
マニュアル本いわく、「誰にでも伝わるような言葉で表現できる方のほうが利口で、文章力がある」そうですけど。
でも、普段、何気なく使っている言葉を説明するの難しいですよね。どこがわからないと言われたら努力しますが、全然わからないと言われるとどうすればいいのかわかりません。
努力しても裏目に出ること多いですしね。
3.何だか偉そう
自分はこうだ~と書いただけで説教しているととる方もいるようです。さらに1・2の合わせ技がそれを加速しているようです。断定形の表現は避けるようにしているんですが、効果はほとんどなしです。
書くのが下手・苦手とメールを出すのをためらう方がいらっしゃるようです。でも、書く技術があってもたいして変わらないです。スタート地点では有利でも、最終的には「人柄」がモノをいうんでしょうね。多分。
でも、私は諦めません。諦めてしまったらいつまでも変わらないので。
メル友探しに悩んでいる方、一緒に頑張ってみませんか?
(注)
以前、「正確にって何?」と聞かれたことがあるので付け加えると、「自分が言いたいことをなるべくそのままの形で伝わるように」という意味です。
ただ、言い負かしたいだけとしか思えない疑問形レスをつけ続けた方ですが、コラムを書くのには役立っていますね。常に様々な解釈の可能性を考えて書くようにしているけど、自分ではここまで厳しくなれません。
でも、不快に思わないわけではないですよ。本気で言い負かしたいなら、自分の意見をきちんと書いた上でお願いします。その意見を受け入れなくても、尊敬しますので。
とわざわざ書くあたりが敬遠される原因ですね。
でも、私も感情ありますから。